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わが街・この人

我が街この人 vol.34

帆布鞄の店「心工房」経営 中野 仁さん(45歳)

お名前:中野 仁さん(45歳)
ご職業:那須塩原市で帆布鞄の店「心工房」経営
お住まい:那須塩原市(旧塩原町)
連絡先:自宅工房:TEL・FAX:0287-35-2462
ご紹介者様 地域情報誌『ひなた』編集長 渡辺さん
渡辺さんの編集する『ひなた』にお店を載せて頂きました。また、遊クラフトさんにも作品を置かせて頂いているんです。
中野さんは、東京生まれ、東京育ち。カバンメーカーを経て25歳にフリーのデザイナーになり20年が過ぎようとしています。主にスポーツメーカーからの依頼をこなしてきましたが、あらゆる種類のカバンをデザインしてきました。
『カバンは、デザイナーと職人で作り上げていきます。業界用語では布系のバックは、袋物、ハンドバックやスーツケースとは職人が違うんです。私は主に袋物の方だったんです』

10年前にこちらに籍を移し、しばらくは、東京の仕事をしていましたが、徐々に生活基盤を那須塩原に切り替えてきたんです。今までは、職人さんがやっていたバックの製作の部分も自分でこなし、遊クラフトさんのような店に置かせて頂いていました。本質的に物つくりが好きなので楽しいですね。
現在お母様とわんちゃんと緑深いところのお宅にお住まいで、上の写真左は、現在の工房が出来るまでの数年間バックを作っておられた工房で、ご自宅の敷地内にありました。
本当に静かなところです。緑は多いですが、いろいろな種類の獣類にも出会うそうですよ。
中野氏の経営する「心工房」は那須塩原市関谷のオリバートレードさん敷地内にあります。那須塩原インターで降り、400号線で塩原温泉に向かう途中の道沿いにあります。
看板にわかりやすくバッグがついているので、探してみてください。2005年4月にオープンしたばかりです。 こちらの工房は、中野さんの作品ギャラリーのような感じで帆布地のバックがところ狭しと並んでいます。
帆布とは、英語のCANVAS、厚布のことです。とても丈夫で通気性があり中の物が蒸れません。背中に背負えば、汗も吸ってくれます。タワシでごしごし洗えます。何よりも良いのは、使っているうちに柔らかくなり馴染んできて、味が出て来ることです。
紹介する作品はほんの一部ですが、一番人気のトートバックや、デイバック、めがねケースやら、種類が豊富です。また、アクセントに使われている木のプレートや引き手は、地元の山の木々を利用しているそうです。
こころ工房では、1点からオーダーメイドを受け付けてくれます。こんなデザインでとか、こんな色でとかおっしゃってくだされば2週間ほどでオリジナル1点もののバッグがあなたのお手元に届きますよ。
こちらの工房の奥にミシンを置いて型紙作りから、裁断・縫製まで、責任をもってやっています。
『トートバッグで、一日中没頭して取り組めば5つくらいは出来るでしょうか。でも、定番っていうのはあまり好きじゃないのでね。ほとんどが1点ものなんですよ』
あなたも森の香りのするバッグいかがですか。 バッグだけでなく、天然木のトールペイントを選んでバッグに付けることが出来ます。
中野さんの愛犬は『栃風』というメスの柴犬です。ご自宅の玄関脇の大きなお家にいましたよ。栃木の風だそうです。中野さんに誠実で可愛い犬です。性格は買主に似るのでしょうかね。これからも素敵な作品を作ってくださいね。あ、とても素敵なお母様にもよろしくお伝えください。

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